手帳と私の生活ブログⅡ

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アナタはなぜチェックリストを使わないのか?が面白かった

   

「アナタはなぜチェックリストを使わないのか?」が予想以上に面白かった

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実はこの「アナタはなぜチェックリストを使わないのか?」は1年位前から読みたいと思っていた本なのですが、やっと読むことができました。

タイトルからして、「効率のよいチェックリストの作り方」が書いてあるのかと思いましたが、全く違い、良い意味で裏切られました。

著者は外科医で、この本はチェックリストの正しい作り方(ノウハウというか、考え方)や、チェックリストに対する人間の心理(面倒で、カッコ悪いものだと思っている)なども含めてチェックリストの効果についてまとめられています。

チェックリストは全ての分野で用いることができ、「良いチェックリスト」はものすごい効果を発揮するという事です。

人間というものは目の前の事象に対して容易に影響を受けます。
手術中の突然の出血、航空機のエンジントラブル・・・など時間が差し迫った事象になればなるほど「正しい判断」ができなくなり、通常ならできるような事でもできなくなってしまいます。

読みながら「確かにな・・・」と思わせられる部分が多く、チェックリストの考え方が変わりました。

特に好きだった文章はこちらです

数多くの分野が医療と似たような状況にある。教育、法律、行政、金融でも、日々の失敗を精査することはまずない。ミスの傾向を調べようとせず、ミスが繰り返し起きていても何も対策を講じない。
誰しもが、細部の見逃し、知識位の誤適用、凡ミスなどに悩まされている(中略)ひたすら努力を重ねる以外の解決法はない、と思い込んでしまっている。

 

私は医療の現場で働いていますが、一応「チェックリスト」と呼んでいるものはたくさんあります。

しかし、いま私が使っている(使わされている)チェックリストは本当のチェックリストではないと感じました。役に立たないわけではないのですが、非常にムダが多く、チェックリストの深い役割を果たしているとは言えません。

特に、我々医療で働く人間というのは非常に「せっかちな人」が多い。(私も含めて)

そのような人が付けるチェックリストはチェックリストとしての働きを十分に発揮されないまま(見てもいないのにチェックをする)現状もあります。

それくらいチェックリストは「面倒なもの」と捉えられており、本来の「効果」が見えないまま現場で使われています。

 

この「アナタはなぜチェックリストを使わないのか?」という本のおかげでチェックリストに対する考え方が180度変わりました。

私達の教育は「気合い」や「努力」や「経験」で乗り切ろうとして、日々失敗を重ねています。
人間には限界があると認めないとチェックリストの力には気づけないようです。

もっと私たちはチェックリストに対する考え方を変えられるハズだし、チェックリストの効果を実感しながら仕事ができるはずです。

ちょっと試してみたくなりました。

これからの仕事に活かせる内容で、読んでよかったです。

 

 

 

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