錯覚の科学という本を読みました

錯覚の科学という本を読みました

有名な本みたいですが、今まで読んだことがありませんでした。
人間の脳は色んなところで「錯覚」を起こしているそうです。
日常の場面でたくさん見落としているということでもあります。

冒頭でバスケットボールのパスの画像の話が出てきます。
Youtubeにも上がっていますが、白いチームのパスの回数を正確に数えてもらうのです。

良かったら、以下を読む前に動画を見てみて下さい。
(白いチームのパスの回数がわかりますか?)

 

 

 

白いチームのパスの回数は16回です。
実験の結果、白いチームのパスの回数を数えるのに夢中になっている人たちの半数は途中で出てくるゴリラの存在に気づかないそうです。

私はこの画像を見た時、ゴリラには気づきましたが、同時に変わったカーテンの色や黒いチームの人が一人抜けた事は見落としました。

人間というのは、それくらい簡単に見落とすそうです。

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本の中では色んな事例が紹介されて、脳の「錯覚」について述べられています。

  • サブリミナル効果は存在しない
  • モーツアルトを聴いても頭は良くならない
  • 脳トレを続けてもボケは防止できない
  • 「えひめ丸」を沈没させた潜水艦の船長は、目では船が見えていたのに脳が見落とした

など衝撃的な内容が次々と記載されています。

総じて言えば、「想定外の事は見落としやすい」「脳は一つの事しかできない」という事が改めてわかります。

運転中に突然出てきた歩行者に気づかず「気がついたらぶつかっていた」という話を良く聞きますが、これは脳が想定外のことを見落としたことになります。

 

また、私たちは画像や他人の話から自分が体験したような錯覚を起こすこともあるそうです。体験していないのに「自分なこんな目にあった」といかにも経験したような錯覚に陥ることもあるそうです。

仕事が忙しくなると色んなことを見落としています。
自分の脳のキャパを知って、「人間は錯覚を起こしてしまうもの」と自覚しておく事は予防につながるかもしれないと感じました。

久々に面白い本でした。

 

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コーヒーと文房具が好きなアラフォー男子 愛用の手帳は『フランクリン・プランナー』 手帳のことを中心に書くつもりではじめたブログが、気づけばこんな形に・・・日常生活を中心に書いています。