ウイスキー初心者のひとりごと
もともとお酒は強い方ではありませんが、ここ1~2年、「ウイスキー」に興味を示しています。
ウイスキーの魅力を語れるほど飲んでいませんし、味を深く理解しているわけではありません。
ただ昔から、ウイスキーの「香り」は好みです。
年齢を重ねて、「良い酒」を知りたいと思ったことと、
「違いのわかる人になりたい」と思い、ウイスキーに手を出し始めた気がします。
ウイスキーはなんとなく、カッコいいイメージがあります。
有名なウイスキー
ウイスキーをあまり詳しく知らない頃から「名前は聞いたことがある」というお酒の1つに「ジャックダニエル」があります。
「ウイスキーを試しに飲んでみようか・・・」と思い、はじめに買ったのは「ジャックダニエル」でした。
2年くらい前だったと思います。
ウイスキーの飲み方も知らず、なんとなく「炭酸水」で薄めて飲みました。
ストレートなんてピリピリして飲めたものではありません。
(今では少しだけ飲めますが・・・)
香りの違いもわからず、ただ適当に飲んでいました。
「美味しい」とは感じませんでしたし、「雰囲気を味わうもの」だと思っていました。
ジャックダニエルを半年くらいで飲み終え、次に手を出したのは「サントリーオールド」でした。
個人的にはサントリーオールドの香りは好きで、飲みやすかったです。
サントリーウイスキーが「だるま」という愛称で呼ばれていたことは後から知りました。
昔は「高級」な部類だったそうです。
今は比較的お手軽な値段になりました。
ただ、この時も飲み方を知らず、「炭酸水で割って飲む(ハイボールにする)」という程度でした。
味も香りもわからず、雰囲気を楽しんでいる感じです。
この頃、市の図書館で「ウイスキーの本」を借りてみました。
様々なウイスキーが紹介され、ウイスキーには『世界の5大ウイスキー』と呼ばれている産地
- スコッチ(スコットランド)
- アイリッシュ(アイルランド)
- カナディアン(カナダ)
- アメリカン(アメリカ)
- ジャパニーズ(日本)
がある事を知りました。
この頃に、1回量が30cc(シングル)、ダブルは60ccと知りました。
そして、様々な名地で工夫を凝らした作り方をされており、いろんな味と香りを楽しむお酒だという事を知りました。
ブレンデッドウイスキーとシングルモルトウイスキーの違いも初めて知りました。
初めて買ったシングルモルトウイスキー
本を読んでいると「シングルモルトウイスキー」が良いように感じ、初めて買ったシングルモルトウイスキーは『タリスカー』です。
買ってすぐに後悔しました。
ヨード臭があり、飲むと「イソジン」の香りがします。
タリスカーは決して安いお酒ではないので(4000円くらい?)
高いお金を払って、イソジンを飲んでいるような気分です。
気持ちが一気に萎えました。
サントリーの「オールドウイスキー」が飲みやすい事を再確認された瞬間でした。
この頃、ウイスキーの本を自分で購入して読むようになりました。
という本を買いました。
本にはこの「クセのある味」を褒め称えていました。
自分の感覚がおかしいのか、そもそも今まで「美味しい」と感じていた感情は間違えだったのか・・・わからなくなりました。
その後、安いお酒にも少しずつ手を出してみるようになりました。
サントリー角瓶
ジム・ビーム
タリスカーと比べると飲みやすいものですが、どこか物足りなさも感じていました。
安価なウイスキーは全体的に香りが弱い気がします。
少しずつ買い足していって、現在は
知多(ちた)
シーバスリーガルミズナラ
ボウモア12年
カティ・サーク
マッカラン12年
オールド・パー
を所有し、少しずつ飲んでいます。
美味しいウイスキーとは
最近は少しずつ「良さ」がわかってきました。
「違い」もわかるようになってきました。
同時に、「自分の好み」もわかってきました。
高いお酒が「ウマイ」とは限りませんし、「良い」とも思わなくなりました。
もちろん、「一度くらい飲んでみたい」という思いはあります。
年数が高いものは希少性があり、値段が上がります。
そりゃ~12年と18年の物があれば、6年間の差がありますから・・・
6年間『保管』しておく必要がありますし、年数とともに『蒸発する量』もあります。
年数が長くなれば高くなるのは当然です。
ただ、それが美味しいとは限りません。
「美味しい」と感じるか否かは飲み手の好みや感覚に大きく左右されます。
シングルモルトウイスキーとブレンデッドウイスキーはどちらが「美味しい」とは言えません。
シングルモルトウイスキーが一時期もてはやされたようですが、当たり外れが大きい気がします。
自分の好みを知る事が大事かもしれません。
シングルモルトもブレンデットもどちらも特徴があり、それを楽しむものです。
ウイスキーは価格変動がありますが、だいたい4000円を超えてくると、少し特徴が際立ってくる気がします。
それ以下のウイスキーは全体的に「飲みやすい」(普段飲みに良い)気がします。
私のオススメするウイスキー
まだ知識や経験は未熟ですが、とりあえず今現在で一番のお気に入りは「ボウモア12年」です。
飲みやすさと「クセ」がちょうどよく、ウイスキーの深みを感じることができる一品だと思います。
飲みやすい(香りが柔らかく、スッキリしている)ウイスキーは「知多」や「シーバスリーガルミズナラ」です。
人によっては薄く感じる人もいると思いますが、万人に愛されるウイスキーだと思います。
誰かにプレゼントするなら、マッカラン(8000円弱?)が良いかもしれません。
飲みやすく、少し高級な部類に入ります。
1万円以上かけて良いなら、「響」や「山崎」も人気です。
私はまだ飲んだことがありません。
4,000円前後で選ぶなら「オールド・パー」が良いと思います。
もっと安く気軽に(2,000円ちょっと?)なら、ワイルド・ターキーやIWハーパーもよく耳にします。
(こちらもまだ未経験です~今度買って飲んでみようと狙っています)
『オールド・パー』や『ワイルド・ターキー』『IWハーパー』は『島耕作』というマンガの中でも出てきます。
テレビやマンガで出てくるウイスキーって、なんだか良いですよね。
日常飲みに安いお酒を選ぶならスコットランド製が高品質だと思います。
ジャパニーズウイスキーで安価なものはありますが、スコットランドのウイスキーは頭一つ質が良い気がします。
味わいが深いと言いますか・・・
私の好みかもしれませんが、深みが違うと思います。
安めのウイスキーは炭酸水で割って、ハイボールにするのがオススメです。
気軽に酔いたい時もありますよね☆
少しずつ楽しみながらウイスキーを味わっていきたいと思います。