高橋のビジネス手帳1とNOLTYの能率手帳1を比較して感じたこと
昨年度(2020年度)は高橋手帳にお世話になりました。
そして、2021年度はNOLTY手帳にお世話になる予定です。
高橋手帳とNOLTY手帳はどちらもビジネス手帳の王道です。
『能率手帳の流儀』という本を読んで以来、個人的にはNOLTY手帳(旧 能率手帳)派なのですが、手帳コーナーで手帳を手にすると高橋手帳のバリエーションの多さとフォーマットの良さを見て、心がゆらぎます。
実際、昨年はNOLTY手帳の4月始まりを買いに行ったのですが、NOLTY手帳の4月始まり(能率手帳1の4月始まり)が置いて無く、高橋手帳の『ビジネス手帳1』という商品を買いました。
高橋の手帳を1年間使い、この『ビジネス手帳1』の良さに気づきました。
「この先、高橋手帳に乗り換えようかな・・・」と思ったのですが、「もう一度NOLTY手帳に挑戦してみよう」と思い直して、2021年度は能率手帳1の4月始まりを購入しました。
なので、今手元には『2020年度の高橋手帳』と『2021年度の能率手帳1』があります。
高橋手帳から能率手帳1に移行する上で感じたこと
高橋手帳の『ビジネス手帳1』からNOLTYの『能率手帳1』に移行する作業を先日行いました。
2つの手帳の大きな違いは「カレンダーページ」です。
高橋手帳の『ビジネス手帳1』はブロックカレンダータイプ。
誰でも見やすいブロックタイプのカレンダーになっています。
1日のブロックには真ん中に線が引かれており、午前と午後の予定を分けて記入することができます。
私は基本的にブロックタイプのカレンダーが好きだったのですが、最近は「カレンダーページは要らないのではないか」と考えるようになりました。
一つ予定が入るたびに、カレンダーに記入し、日々の欄(ウィークリーページの日付のページ)の2箇所に記入する必要があります。
『2箇所書く』という事に無駄を感じますし、当日にカレンダーページを見直さない可能性があります。
予定管理は1箇所がベストだという考えが強くなってきました。
そこで最近は「ブロックカレンダータイプでなくても良い」と思うようになりました。
能率手帳1の予定表は『ガントチャート』という横一列のスタイルです。
細かい予定は『日々のページ』に記入すれば、ガントチャートのページに記入する必要はありません。
(そもそもガントチャートページは欄が狭くて予定が記入しにくいのです)
勤務表などの一括された予定はガントチャートページに記入しますが、それ以外の予定は日々の欄に記入します。
こうすることで、会議など細かい予定の管理が楽になります。
2箇所書く必要がなく、1箇所に集約出来るというメリットがあります。
能率手帳1のガントチャートも使い方次第で快適に使えることに気づきました。
高橋手帳と能率帳のサイズは、能率手帳1が少し小さいです。
数ミリの差なのですが、高橋手帳に慣れていると、能率手帳1が窮屈に感じています。
文字が書けない訳ではないのですが、狭くなったのは欠点です。
また、能率手帳1は右ページに罫線が入っていません。
完全に白紙ページです。
高橋のビジネス手帳1は罫線が入っていたので、この点も不安に感じます。
字が真っ直ぐに書けるのか・・・不安になります。
高橋手帳のビジネス手帳1と能率手帳1はどちらも『週間レフトタイプ』というフォーマットです。
つまり、左ページに1週間分の予定ページ、右ページはブランクページとなります。
どちらも『時間軸』は1日毎に印刷されており、非常に使いやすいと感じます。
能率手帳1の左ページには一番上に『週間目標を書く欄』(罫線が引かれている)があり、1週間の大きな目標を書けるようになっています。
細かい点ですが、これはありがたいです。
1週間で終わらせたい大きな項目に意識して取り組むことができます。
日々の細々したタスクに追われてしまうと、目標を見失ってしまいがちです。
目標を確認できれば、その方向に向かって少しでも取り組むことができます。
高橋手帳とNOLTY手帳はどちらが良いのか?
色んなことを書いてきました。
基本的に私は「NOLTY派」ということを先に書いておきます。
しかし、残念ながら「高橋手帳の勝ち」です。
高橋手帳の『ビジネス手帳1』はコンパクトな中に無駄が非常に少ないです。
価格も990円(能率手帳1は1200円)という点を考えても、高橋手帳の強さを感じます。
(どう考えても200円の差は大きすぎます)
つまり、能率手帳1で出来ることは、高橋のビジネス手帳1でも出来る・・・となります。
紙の質もどちらも良いです。
能率手帳1の方が少し黄色味が強いですが、気になるほどではありません。
- 数ミリでもコンパクトな手帳がいい
- ガントチャートが好き
- NOLTY手帳が好き
という人には能率手帳1をオススメしますが、特にそこまでこだわりのない一般的な人には高橋手帳をオススメします。
高橋ビジネス手帳1と能率手帳1の比較は高橋ビジネス手帳1の勝利です。
NOLTY派としては、非常に残念なのですが、高橋の手帳は非常に素晴らしい手帳だと思います。