Bullet Journal(バレットジャーナル)を自分の生活に取り入れてみました
Bullet Journal(バレットジャーナル)って知っていますか?
最近ネットでチョクチョク目にしていたワードだったのですが、
先日本屋で『バレットジャーナル(公式ガイド)』という本があったので、買ってみました。
バレットジャーナルは人生を変えるノート術
Bullet Journal(バレットジャーナル)とは、平たく言えば「メモと手帳の自作ノート」なのですが、
このBullet Journal(バレットジャーナル)の手法を用いると、効率よく質の高い人生の時間を過ごすことができそうな気がします。(「気がします」という弱気な表現は、私自身がまだ始めたばかりなので、このような表現になっています)
この本はBullet Journal(バレットジャーナル)の作り方だけでなく、
自分たちがどれだけ人生の時間ムダに過ごしているのかがわかります。
更に、私たちが日常生活の中で陥りやすい出来事など体系的にまとめられており、
時間の大切さを改めて考えさせられます。
この本を読みながら、「今までもできるだけ時間のムダを省こうと生活してきたはずなのに、実はこんなにムダに過ごしていたんだな」ということを感じました。
Bullet Journal(バレットジャーナル)の導入時に考えたこと
本を読み終えてから、早速Bullet Journal(バレットジャーナル)をはじめてみることにしました。
一冊のノートとペンがあれば始められる点もBullet Journal(バレットジャーナル)の特徴です。
しかし、いざ始めようとすると「ノート選びの壁」が待っていました。
もちろん、どんなノートで始めても良いのですが、できれば「持ち歩いてすぐにパッと記入できるサイズが良い」と思います。
バレットジャーナルは「ラピッドロギング」という「箇条書き」を基本としており、「文章を書く」というよりは「キーワードを書いていく」という手法を取ります。
一日の中で書きたいだけ、「思いついたこと」や「出来事」などを記載していきます。
もちろん、書かない日があっても良いので、気軽に取り組むことができます。
ノートは「モレスキン」「ロイヒトトゥルム」「MDノート」「ロルバーン」など、色んな候補を上げて考えました。
ロイヒトトゥルムからはBullet Journalモデルも発売されており、最後まで迷ったのですが、
表紙の硬さが気になり、最終的に「MDノート」+「MDノートカバー」に落ち着きました。
MDノートをバレットジャーナルに選んだわけ
MDノートの紙質、値段、カバー(ペン差しがあり、ペンをセットで持ち歩ける)が決め手でした。
表紙の硬さと値段に納得のいく人は、ロイヒトトゥルムが手軽で良いと思います。
(ロイヒトトゥルムはバレットジャーナル用のフォーマットも販売されています)
※バレットジャーナルを始める前に「デモ」として無印良品のリングノートで試してみたのですが、私はうまく行きませんでした。リングノートは私にはストレスみたいです。
Bullet Journal(バレットジャーナル)の利点
Bullet Journalを始めて、一番良いな・・・と感じる点は3点あります。
1つは「書きたいだけ書けばいい」ということ。
たくさん書きたい時は数ページに渡って書きますし、書かない日はページの半分も使いません。
普通の手帳だとスペースの問題が発生するのですが、そのストレスはゼロです。
2つ目は「ラピッドロギング」
キーワードだけ書いていくので、時間があまりかかりません。
もちろん、感情を整理したい時は文章を書くこともありますが、こちらも「書きたい時に書く」というスタンスなので、負担感が少なくて良いです。
3つ目は「振り返り」
こちらは普通の手帳でもできるのですが、振り返りながら整理していく点が良いです。
物事を俯瞰してみる感覚が付いていきます。
今日一日の出来事から「これに取り組んでみたい」と思えば、
別のページにその項目をピックアップして計画したり、考えをまとめたりします。
一日に書いた「ラピッドロギング」の中から必要なものを取り出し、
考え直すという作業が、自分自身を知るカギにもなります。
継続できるかどうか、しばらく使ってみないとわかりませんが、第一印象はすごく良いです。
なにか一つでも効果が出てくれれば嬉しいのですが、あまり無理せず取り組んでいきたいと思います。
バレットジャーナルの本の中に「完璧は不自然な考え方」という文章があります。
完璧になろうとして失敗する(失敗したと感じる)が自己嫌悪に陥る最大の原因だと書かれています。
何かが続かなかった時、「なぜ続かなかったのだろう?」と振り返り、
改善を重ねていくことで昨日の自分より良い自分に会えれば良いなと思います。